精製糖
有害な糖分については項目8.人工甘味料でも紹介されましたが、精製糖もその一つで、ミネラルなどを含む糖蜜を結晶と分離して作るショ糖だけを精製した砂糖のことを指します。日本でも最も多く生産、消費されている砂糖で、ストレートな甘みが特徴です。上白糖、三温糖、グラニュー糖、ザラメ糖などが代表的です。ここでの最大の問題は、フルクトースコーンシロップ(HFCS)です。糖蜜の一部を追加するだけで、自然な方法ではないため、市販の黒糖でさえ問題になります。精製された糖は主要なインスリンスパイクの原因であり、糖は癌細胞の成長を促進します。
代替品→包装食品を購入するときは、常に成分をよく確認しましょう。特に砂糖の使用量に注意しましょう。一部の健康食品でも、砂糖の量を見たら驚く場合があります。甘いものが食べたくなったら、健康のためにお菓子や飴などのかわりに果物を食べると良いでしょう。

精製糖
トランス脂肪酸
6.硬化油の項目で紹介しましたが、トランス脂肪酸は、液体油を固体脂肪に変えるときに形成されます。これは、水素化と呼ばれるプロセスで、さまざまな製品の寿命を延ばします。ちなみに、トランス脂肪酸は発がん性のあるものだと発表され、2015年に、食品メーカーは製品から部分的に水素化されたオイル(PHO)を除去する義務がかされたほどです。代表的に使われている食品はサラダ油、マーガリン、フライドポテトなどの揚げ物類、パン、スナック菓子、ケーキ類、ファットスプレッドなどがあります。
代替品→脂肪の少ないものを食べる方が良いですが、どうしても必要な場合には、飽和脂肪であるバターを使いましょう。しかし体に有害なことには変わりありませんので、摂取量には十分に注意してください。

トランス脂肪酸